授業科目名 論理学概説
英語授業科目名 Outline of Logic
科目ナンバリング HUM1003
講義番号 XZ100221 担当教員[ローマ字表記] 長田 怜 [Osada, Ryo]
科目区分 基盤 開講学部 教育機構
単位数 2 必修・指定選択・選択の別
開講学期(期別) 第3 曜日時限 月2,水2
教室 全学講義棟 1-206 対象年次 1~4
初年次教育科目

クラス指定

この科目は教養学部生は履修できません。教養学部生は「論理学入門A」を履修してください。

他との関連(関連項目)

特になし

履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識)

特になし

テーマ・副題

日常言語で書かれた論証の構造理解・評価と、命題論理

授業科目の到達目標

現代論理学のうち、以下の2点の習得を目標とします。
(1)日常言語で書かれた論証の構造の理解と評価の仕方。
(2)論証を命題単位で形式化し、分析する方法。

学科・専修等の学習・教育目標との関連

授業キーワード

現代論理学、形式論理学、記号論理学、数理論理学、論証、命題論理

授業の内容

現代的な論理学のもっとも初歩的な部分を学びます。講義は大きく2つの部分に分かれます(それぞれ「目標・目的」の(1)と(2)に対応します)。
(1)「非形式論理学」と呼ばれるものを学びます。論証全体がどのような構造をしているかを日常言語の枠内で分析します。論証を厳密に評価する作業の入り口となることでしょう。
(2)形式論理学のうち、「命題論理」と呼ばれるものを学びます。こちらは日常言語を用いるのではなく、論証をすべて記号化します。まずは日常言語を命題(文)単位でどのように記号化するかを学び、次に、記号化された論証がどういう論証であるか(論理的に妥当であるか、妥当でないか、など)を真理値表という装置で判定する方法を学びます。

授業の方法・事前準備学修・事後展開学修

講師が教科書の内容を噛み砕いて説明したあと、学生のみなさんに例題や練習問題を解いてもらいます。練習問題の一部は宿題にしますので、次週までに解いておいてください。

授業展開(スケジュール)

1. 論理学とは

以下の8回では、非形式論理学を学びます。
2. 論証の構造の把握(1)
3. 論証の構造の把握(2)
4. 論証の構造の把握(3)
5. 論証の構造の把握(4)
6. 論証の評価(1)
7. 論証の評価(2)
8. 論証の評価(3)
9. 論証の評価(4)

以下の6回では、命題論理を学びます。
10. 論証の形式化
11. 論理式の形成規則
12. 真理値表による論理式の分析(1)
13. 真理値表による論理式の分析(2)
14. 真理値表による論証の分析(1)
15. 真理値表による論証の分析(2)

成績評価方法

期末テスト

成績評価基準

期末テスト100%

テキスト

マグロウヒル大学演習 現代論理学(I)/John Nolt/Dennis Rohatyn,オーム社,1995

参考図書

授業中に指示します。

学生へのメッセージ

何であれ学問を学ぶ際、(学問を離れても日常的にすら、)論証を追ったり自ら論証したりすることは欠かせないものですが、論証の構造を自覚的に取り出し、厳密に検討するという作業は普通しないものです。この講義ではその作業を行ないます。この作業を行なうことで、普段の論証により自覚的になるばかりか、論証にはさまざまな思いもよらない面白い性質があることが理解できると思います。また、論理学は現代哲学(特に英米哲学、分析哲学)の理解にも不可欠のツールですので、現代哲学をきちんと学びたい人にも受講をお奨めします。

その他・備考