タイトル
     2023 年度 前期  教育学部 学校教育教員養成課程 日英区分 :日本語 
  
絵画研究A
Painting A
  
ナンバリング 科目分野
AE3001   教育学部専門科目
担当教員(ローマ字表記)
  小澤 基弘 [Motohiro Kozawa]
対象学生 対象年次 単位数
  3~4 2
必修・指定選択・選択の別 曜日時限 教室
  水3 絵画第1実習室
科目群 講義番号
  Y20081
クラス指定  
絵画基礎実技Ⅰ及び絵画紫蘇実技Ⅱを履修済みのこと。図工専修については、絵画基礎実技Ⅱと並行して本年度受講可能である。
 
他との関連(関連項目)  
絵画基礎実技Ⅰ、絵画基礎実技Ⅱ、およびその他の基礎実技科目、美術理論、美術史等の科目と関連する。
 
履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識)  
「絵画基礎実技Ⅰ」「絵画基礎実技Ⅱ」を履修済みのこと。尚、図工専修生については「絵画基礎実技Ⅱ」と本年度同時受講は可能である。
 
テーマ・副題  
テーマ:継続的なドローイングによる自分自身の「表現の自覚性(自分の表現の所在)」の獲得及びそれを踏まえた「作品化」への挑戦
副題:自分の表現とは何か、それをいかなる方法で表すか、その第一段階を探ること
 
授業科目の到達目標  
「絵画基礎実技Ⅰ」を通して獲得された絵画表現に対する基礎的技能と基礎的な知識、およびそれを礎とした「絵画基礎実技Ⅱ」における絵画表現の多様性の体験的理解、そのプロセスを踏まえて本授業では、各学生が「自分は何を表現したいのか」という自己表現への気づきと自覚を促し、そのためには具体的にどのような方法や主題が相応しいのかを主にドローイングを手立てに主体的に探ろうとする意識や姿勢を身に着けること(前期)、そして自分の表現主題を他者に理解できるように作品に託す「作品化」の試み(後期)を、本授業の到達目標とする。
 
『ディプロマ・ポリシー』を含む学部・研究科・学科等の学修・教育目標との関連  
力量ある質の高い図工・美術の教員に必要な絵画に関する発展的な知識や技能を学びそれを活用できる能力を獲得すること。継続的なドローイング制作を通して「学び続ける姿勢」を身に着けると同時に、自分の考えを「作品化」することを通して、教員としての「社会性」や他者との「関係能力」を同時に獲得すること。
 
授業キーワード  
自己の表現、表現の自覚性、ドローイング、対話、省察、作品化、社会との関わり、関係力
 
授業の内容  
自己表現のいわば核を探るための最良の方法として「ドローイング」(即興的素描)を位置づけ、前期では日々のドローイング日記を課題として、毎授業でそれについて個々に対話をするという形態を続けていく。こうしたプロセスを通して学生は自らの表現の核を把握することになる。後期はそうした自己表現への気づきを基にして、自分の主題を他者に伝えるための「作品化」を行う。
 
授業の方法  
前期後期を通して、一日最低1枚のドローイング制作を課題とする。授業時にその課題(ドローイング)について教師小澤と対話をしながら、自分の表現について省察し、学生が自分の表現について自覚的になるように仕向けていく。後期はドローイングを継続しつつ、「作品化」つまり自己表現を社会につながるようにしていくための創意工夫を志向するための学習とする。つまり、毎日のドローイング、表現を介した対話力の育成、そして社会に開かれた作品化、この3つの柱で本修業は進められる。
 
事前準備学修・事後展開学修  
A)[15回の授業で2単位の科目] 授業1回あたり合計4時間の事前準備・事後展開学修が目安となります。
B)[15回の授業で1単位の科目]  授業1回あたり合計1時間の事前準備・事後展開学修が目安となります。
C)[8回の授業で1単位の科目(新設のAL科目など)]  授業1回あたり合計4時間の事前準備・事後展開学修が目安となります。
 
授業展開(スケジュール)  
前期:日々のドローイング制作とその省察
第1回:「自分は何を表わしたいのか」:自己表現の核を知るためのドローイングについて(講義)
第2回~第15回
ドローイング制作及び省察
毎日日記のようにドローイングを描くこと(一日最低1枚)。それを写真に撮影して記録しておく(実作も保存)。前期の授業を通して気づいた自己の表現についての省察をレポートにして提出する。後期は実習室での制作となるが、後期の二回分でそれらを発表する。

後期:ドローイングから「作品」へ:自己の表現主題をいかに他者に伝えるか
第16~17回 前期ドローイングの発表会と講評
第18回:後期実習の目的と到達目標について:「作品化」とはいかなることか(講義)
第19回:作品化への初段1⇒前期ドローイングからの自己表現主題への気づきについて学生各自が発表。
第20回:作品化への初段2⇒作品化へ向けてのエスキース、アイデアスケッチ等
第21回:作品化への初段3⇒第一段階でのアイデアの確定(流動的でも可)
第22回:作品化へ①以降毎回制作の途中経過を日々画像記録することと箇条書きで気づいた点をメモする課題を出し、毎回の授業時にそれらについて学生個々に指導する。
第23回:作品化へ(②⇒日々の課題を通した制作プロセスの対話による省察⇒次に何を行えばよいのか、学生の考えを対話を通して明確化する。
第24回:作品化へ③⇒上記の省察を継続する。
第25回:作品化へ④⇒アイデアを固定化するのではなく、毎回の省察から新たに見出した要素を考慮しながら流動的に作品のイメージを形成していくことを全体を通して指導する。
第26回:作品化へ⑤⇒第21回〜第23回までの制作プロセス全体の経過報告会。学生各自が相互に自らの制作についてその考え方や現在の状況を共有することを目的とする。
第27回:試行錯誤から完成へ①⇒第24回での中間報告会を通して自ら気づいた点、それをどう制作に取り入れていくかについて、各自に発言させ、完成に至るイメージを明確化させる。
第28回:完成へ②⇒ある程度の確信をもって作品を完成に向かわせる。
第29回:完成へ③⇒ある程度の確信をもって作品を完成とする。
第30回:作品展の開催と発表⇒埼玉大学コモ1号館ギャラリーにおいて「絵画研究A学生作品展」を開催する。自作をいかに展示するか、また他者の作品とどう関係づけるか等々、最終的に作品のプレゼンテーションを考慮しながら展示作業を行う。そして各自が自作についてⅠ年間の経緯を省察しながら発表する。
 
授業の詳細(履修登録学生のみ閲覧可)  
WebClassへ
 
成績評価の方法と観点  
・授業の出席
・毎回の課題の提出
・作品(全ドローイング、後期完成作品、展示方法、発表内容を含む)
・レポート
 
成績評価基準  
埼玉大学単位修得の認定に関する規則に基づき、履修者が授業の到達目標をどれだけ達成したかに応じて以下の通り評価する。
「到達目標を超え、全般的に特に秀でている」 =GP:4 = S
「到達目標を超えており、部分的に秀でている」 =GP:3.5=A+
「到達目標を超えている」 =GP:3 = A
「到達目標に十分達しており、部分的に秀でている」 =GP:2.5=B+
「到達目標に十分達している」 =GP:2 = B
「到達目標に最低限達しており、部分的に B 以上の水準にある」=GP:1.5=C+
「到達目標に最低限達している」 =GP:1 = C
「到達目標に達していない」 =GP:0 = D
「到達目標の達成度を測る材料がない」 =GP:0=F
 
テキスト  
教科書1 ISBN
書名 探る表現
著者名 小澤基弘監修 出版社 あいり出版 出版年 2014
備考 本テキストは購入は必須ではなく任意です。
教科書2 ISBN
書名 越境する表現
著者名 小澤基弘監修 出版社 あいり出版 出版年 2015
備考 本テキストは購入は必須でなく任意です。
備考 追って指示する。
 
参考図書  
参考書1 ISBN
書名 創造のたね:ドローイングのはなし
著者名 小澤基弘等 出版社 日本文教出版 出版年 2012
備考
参考書2 ISBN
書名 絵画の創造力
著者名 小澤基弘 出版社 花伝社 出版年 2013
備考
備考 追って指示する。
 
学生へのメッセージ  
3年生はいよいよ表現の深みを探り始める段階です。自分はなぜ表現したいのか、何を表現したいのか、真剣にこの授業を通して考えてみましょう。自分の表現に対して自覚的になること、それはそのまま4年時の卒業制作につながっていきます。その意味では本授業は卒業制作を見据えた大変重要な授業と言えます。
 
人数制限 ※詳細は「その他・備考」欄を参照してください。  
15名程度
 
連絡先(電話番号)  
048-858-3261
 
連絡先(メールアドレス)  
mkozawa@mail.saitama-u.ac.jp
 
オフィスアワー  
毎授業後にD棟プロジェクト室あるいは小澤研究室に於いて行います。また平日のお昼休み(12時15分~45分)までも可能です。その際には事前に上記メルアドにご連絡ください。
 
連絡先(ホームページ、その他)  
同上 緊急時小澤携帯09041272597
 
関連ホームページ  
特になし
 
その他・備考  
特になし
 
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