タイトル
     2023 年度 後期  教育学部 学校教育教員養成課程 日英区分 :日本語 
  
地理学特講C
Special Lecture in Geography C
  
ナンバリング 科目分野
SSE2014   教育学部専門科目
担当教員(ローマ字表記)
  松井 圭介 [MATSUI Keisuke]
対象学生 対象年次 単位数
  2~4 2
必修・指定選択・選択の別 曜日時限 教室
  集中 全学講義棟 1-203
科目群 講義番号
  Y12263
クラス指定  
特になし。
 
他との関連(関連項目)  
地理学(人文地理学,地誌学,自然地理学)関係科目
 
履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識)  
特になし。
 
テーマ・副題  
観光・文化の地理学
 
授業科目の到達目標  
本講義では次の 3 段階の達成目標を設定する。
第 1 段階:受講生はまず初めに,文化地理学・人文地理学の学説史の流れを理解することが求められる。古典理論 (20 世紀初頭) から現代の潮流 (21 世紀) を学ぶことを通して,履修者は文化地理学的なモノの見方・考え方の基礎を修得する。
第 2 段階:複数の 具体的なトピックスに関して,文化地理学研究の具体的な内容紹介を通して,受講生は場所の政治学にかかわる文化地理学的な知の営みの一端を理解することが期待される。
第 3 段階:以上を通じて受講生は,文化地理学に関わる批判的・創造的思考力,文化的現象の分析力,文化的課題への対応力などに関わる知識や思考様式を身につけることが期待される。
 
『ディプロマ・ポリシー』を含む学部・研究科・学科等の学修・教育目標との関連  
社会科の教科内容、すなわち地理分野・歴史分野・人文社会科学分野に関する専門的な知識及び技能を身につける。
(ディプロマポリシーの「①専門的な深い知識の修得」に対応している。)
 
授業キーワード  
文化地理学 文化景観 文化生態 世界遺産 ツーリズム 場所の商品化
 
授業の内容  
地理学とは,人間の営む生活文化の諸特性について,とくに環境との相互作用から考える学問である。なかでも文化地理学は,人間と場所との関わりに強い関心を有してきた。人間は所与の環境条件の制約のもと,場所を資源として利用してきた。その結果,人間生活には多様な地域性が生み出されてきたといえる。本講義において受講生は,ある場所が特別な意味をもち,価値づけがなされ,商品化されていくプロセスに関する講義を通して,人間による場所に働く力にのダイナミズムを理解することを学ぶ。なかでも文化の商品化をめぐる現状と課題について,講義と事前事後学習と通して,理解を深めていくことが期待される。
 
授業の方法  
対面講義形式で実施する。
 
事前準備学修・事後展開学修  
教員が指示した課題について積極的に取り組むこと。配布資料や課題内容,その他教材の視聴に関する情報等については,授業時間内に説明する。
 
授業展開(スケジュール)  
1 はじめに
2 文化・観光地理学の基本概念(1):地理学の見方・考え方
3 文化・観光地理学の基本概念(2):文化景観と自然景観
4 文化・観光地理学の基本概念(3):文化生態と環境論 
5 景観と環境から読み解く地域社会(1):五箇山・白川郷の集落景観と地域生態① 
6 景観と環境から読み解く地域社会(2):五箇山・白川郷の集落景観と地域生態②
7 文化景観を読み解く(1):景観修景と場所のポリティクス①
8 文化景観を読み解く(2):景観修景と場所のポリティクス②
9 文化景観を読み解く(3):景観修景と場所のポリティクス③
10 ケーススタディ:観光戦略としての宗教(1):聖地の観光資源化をめぐるポリティクス
11 ケーススタディ:観光戦略としての宗教(2):ホストの側の観光戦略
12 ケーススタディ:観光戦略としての宗教(3):世界遺産への動き
13 ケーススタディ:観光戦略としての宗教(4):創造される聖地&教会を訪れる人々
14 ケーススタディ:観光戦略としての宗教(5):場所の商品化の課題
15 まとめ:文化地理学の見方・考え方
 
授業の詳細(履修登録学生のみ閲覧可)  
WebClassへ
 
成績評価の方法と観点  
平常点(40%)および筆記試験(60%)をもとに成績評価を行う。
 
成績評価基準  
埼玉大学単位修得の認定に関する規則に基づき、履修者が授業の到達目標をどれだけ達成したかに応じて以下の通り評価する。
「到達目標を超え、全般的に特に秀でている」 =GP:4 = S
「到達目標を超えており、部分的に秀でている」 =GP:3.5=A+
「到達目標を超えている」 =GP:3 = A
「到達目標に十分達しており、部分的に秀でている」 =GP:2.5=B+
「到達目標に十分達している」 =GP:2 = B
「到達目標に最低限達しており、部分的に B 以上の水準にある」=GP:1.5=C+
「到達目標に最低限達している」 =GP:1 = C
「到達目標に達していない」 =GP:0 = D
「到達目標の達成度を測る材料がない」 =GP:0=F
 
テキスト  
備考 テキストは用いない。講義時に説明する。
 
参考図書  
参考書1 ISBN 4887210868
書名 文化地理学入門
著者名 高橋伸夫ほか 出版社 東洋書林 出版年 1996
備考
参考書2 ISBN 4779501016
書名 文化地理学ガイダンス
著者名 中川正ほか 出版社 ナカニシヤ出版 出版年 2006
備考
参考書3 ISBN 9784779501016
書名 人文地理学
著者名 竹中克行ほか 出版社 ミネルヴァ書房 出版年 2009
備考
参考書4 ISBN 9784790716658
書名 政治・空間・場所
著者名 山崎孝史 出版社 ナカニシヤ出版 出版年 2010
備考
参考書5 ISBN 97847907155658
書名 宗教とツーリズム
著者名 山中弘ほか 出版社 世界思想社 出版年 2012
備考
参考書6 ISBN 97849044074268
書名 観光戦略としての宗教
著者名 松井圭介 出版社 筑波大学出版会 出版年 2017
備考
 
学生へのメッセージ  
地理学のみならず,観光学や社会学,歴史学,宗教学など広く人文・社会系の学問に興味がある方を歓迎します。
 
人数制限 ※詳細は「その他・備考」欄を参照してください。  
特になし。
 
連絡先(電話番号)  
 
連絡先(メールアドレス)  
jiji@geoenv.tsukuba.ac.jp
 
オフィスアワー  
メールでコンタクトしてください。
 
連絡先(ホームページ、その他)  
http://www.geoenv.tsukuba.ac.jp/~human/geostaff.html
 
関連ホームページ  
 
その他・備考  
特になし。
 
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