タイトル
     2023 年度 後期  理学部 日英区分 :日本語 
  
科学プレゼンテーションⅠ
Science Presentation
  
ナンバリング 科目分野
SCI2461   理学部専門科目
担当教員(ローマ字表記)
  井上 直也, 長澤 壯之, 理学部担当教員 [Inoue,Naoya, NAGASAWA Takeyuki]
対象学生 対象年次 単位数
  2~ 2
必修・指定選択・選択の別 曜日時限 教室
  火1 理-8番講義室
科目群 講義番号
  R20009
クラス指定  
理学部副専攻プログラムHiSEPに関わる科目で、1年次第4ターム終了時にHiSEP履修生として選抜された学生向けの授業です。3年次学生の受講希望者は4月のガイダンスに参加し、問い合わせてください。
 
他との関連(関連項目)  
理学部副専攻プログラム(HiSEP)科目です。1年次HiSEP授業(理学部専門基礎科目)の入門セミナー、基礎セミナーを履修していること。
 
履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識)  
理学部副専攻プログラム(HiSEP)科目です。 1年次HiSEP授業(理学部専門基礎科目)の入門セミナー、基礎セミナーを既修得であることが必須。プレゼンソフト(power point)機能に精通していることが望ましい。また高校時にプレゼン経験があることが望ましい。
 
テーマ・副題  
理学部副専攻プログラムHiSEP科目: 理工系学生に向けたプレゼンテーションスキルアップを目的とした実技・実習を含む授業です。授業後半では「英語による口頭発表」に焦点をあてて授業を進行します。プレゼンソフトの活用を含めたプレゼン資料作成技術向上、パフォーマンス練習を通して、研究者としてのプレゼンスキルの基本を学びます。
 
授業科目の到達目標  
理学部・大学院での研究活動を進めるにあたり、実験・演習等の成果をとりまとめ、学会等での研究発表スキル向上を目的とします。
(1)その導入として、的確なプレゼン例をビデオライブラリーを活用して、好例を学ぶ。
(2)引き続きプレゼン素材作成から発表までの実習を個別に行い、口頭・ポスター発表実習を通して、十分な素材作成能力と発表技法を修得する。
(3)受講生間での相互プレゼン発表をとおして、発表内容に対する質疑応答法を学び、ディベート力を獲得する。
(4)授業後半では、外国人教員を交えて英語での口頭発表実習に焦点を当て、その発表・質疑応答についてスキルアップを図る。
 
 
『ディプロマ・ポリシー』を含む学部・研究科・学科等の学修・教育目標との関連  
理学に強い探究心と向上心を有する理学部学生に向けた特別教育「理学部副専攻プログラムHiSEP」科目です。
科学プレゼンテーションでは、研究活動と関連して「知識を活用できる汎用的な能力の修得」のため、プレゼンテーション力を強化することを目的とします。いち早く英語発表も組み入れ理工系グローバル人材育成を意図とし、授業内では「コミュニケーション能力育成」を含めた受講生間のアクティブラーニングによるブラッシュアップを行い、完成度の高いプレゼンテーションを仕上げる。
 
授業キーワード  
プレゼンテーション  英語口頭発表、討論、
 
授業の内容  
プレゼンテーション技術を学び、実習においては受講生ごとに理学に関わるテーマ設定を行い、パワーポイントソフトの活用術を含め(日本語・英語)発表スライドを作成し、その発表と他受講生とのインターラクティブ学習を通してその質向上を図る。
 
授業の方法  
講義(セミナーなど)、実習(課外活動としてプレゼン作品作成など)、テーマに応じグループ討論を交えます。

 
事前準備学修・事後展開学修  
(学修時間について)授業1回あたり合計4時間の事前準備・事後展開学修が目安です。
(学修内容 事前・事後)セミナー事前準備としては、WEBCLASSやHiSEPホームページで上の授業計画を参照し、そのタイトル・概要から自発的に予習をしておくこと。事後学修は、セミナーに内容をさらに深める・補うことを目的とした、レポート課題が提出されるのでそれに従い学修する。
 
授業展開(スケジュール)  
No.内容
第1回 授業ガイダンス、プレゼンソフトウエアーの解説と参考図書の活用方法
第2回 ブレゼンビデオ学習:TED、YouTube、科学ビデオなどを用いて、科学プレゼンテーションとしての好例を学ぶ
第3回 プレゼンビデオ学習:プレゼン上でも注意が必要になる「研究倫理」について講義、ビデオ視聴により学習する
第4回 日本語プレゼン実習準備1:テーマ選定、Planning sheet の作成、受講生間での相互紹介
第5回 日本語プレゼン実習準備2:発表Story board の作成 Power Point slides の作成 適宜、課外活動として授業時外での実習進行を行う。
第6回 日本語プレゼン1:プレゼン資料作成進行に合わせ、日本語発表準備、個別発表内容(要旨)の相互紹介
第7回 日本語プレゼン2:個別発表会 個別評価シートによる相互評価とシートの発表者へのフィードバックによる発表資料の改善
第8回 日本語プレゼン3:個別発表会 個別評価シートによる相互評価とシートの発表者へのフィードバックによる発表資料の改善(継続)
第9回 英語プレゼン実習準備1:英語プレゼン事前講義。プレゼン好例の紹介
第10回 英語プレゼン実習準備2:テーマ選定、Planning sheet の作成、受講生間での相互紹介
第11回 英語プレゼン1:プレゼン資料作成進行に合わせ、英語発表準備、個別発表内容(要旨)の相互紹介
第12回 英語プレゼン2:個別発表会 個別評価シートによる相互評価とシートの発表者へのフィードバックによる発表資料の改善
第13回 「電通大/埼玉大学研究活動発表会」における発表動画視聴、各発表に関する、内容とパフォーマンスについてのグループ討論。
第14回 英語プレゼン3:個別発表会 個別評価シートによる相互評価とシートの発表者へのフィードバックによる発表資料の改善(継続)
第15回 日本語・英語優秀プレゼン作品の選出と発表(個別評価シートにもとづく)、相互評価
第16回 期末レポート作成、とりまとめ
 
授業の詳細(履修登録学生のみ閲覧可)  
WebClassへ
 
成績評価の方法と観点  
授業で担当講師から課されるレポート、また課題作品(英語・日本語プレゼンなど)をそれぞれ1:2の比率で評価します。
レポート(等)課題は授業当日に提示します。その提出はWEB Classから、原則、授業2週間以内とします。
不明な点があれば、hisep.saitama@gmail.com まで問い合わせください。
 
成績評価基準  
埼玉大学単位修得の認定に関する規則に基づき、履修者が授業の到達目標をどれだけ達成したかに応じて以下の通り評価する。
「到達目標を超え、全般的に特に秀でている」 =GP:4 = S
「到達目標を超えており、部分的に秀でている」 =GP:3.5=A+
「到達目標を超えている」 =GP:3 = A
「到達目標に十分達しており、部分的に秀でている」 =GP:2.5=B+
「到達目標に十分達している」 =GP:2 = B
「到達目標に最低限達しており、部分的に B 以上の水準にある」=GP:1.5=C+
「到達目標に最低限達している」 =GP:1 = C
「到達目標に達していない」 =GP:0 = D
「到達目標の達成度を測る材料がない」 =GP:0=F
 
テキスト  
教科書1 ISBN
書名 テキストは使用しません。
著者名 出版社 出版年
備考
備考
特に指定しない。
 
参考図書  
参考書1 ISBN
書名 各授業時に担当教員から参考図書等の紹介があります。参考図書はHiSEP支援室に配架されています。
著者名 出版社 出版年
備考
備考 R. M. Lewis 著「科学者・技術者のための英語プレゼンテーション」(東京化学同人)
G. Reynolds 著「プレゼンテーション zen」(ピアソン)
N. Duarte "slide:ology"(O'Reilly, 洋書)

"TED: Ideas worth spreading"
 http://www.ted.com/
 http://www.ted.com/translate/languages/ja

他、授業ガイダンス時に紹介する。
 
学生へのメッセージ  
理学部副専攻プログラム(HiSEP)では、「プレゼン能力の強化と聴講者間での討論(質疑応答)」を理系人材としての基礎を重視します。このスキルをさらに伸ばすべく、みなさんの自主性・主体性を発揮させて、授業に参加してもらいたいと思います。
レポート提出はおろそかにせず、原則、授業2週間以内の提出(WEBClassから)を守り、授業内容の自発的な深化を心がけてください。不明な点があれば、hisep.saitama@gmail.com まで問い合わせください。
 
人数制限 ※詳細は「その他・備考」欄を参照してください。  
なし
 
連絡先(電話番号)  
048-858-9302 (HiSEP 支援室)
 
連絡先(メールアドレス)  
hisep.saitama@gmail.com
 
オフィスアワー  
担当教員がガイダンス時にアナウンスする。
もしくはHiSEP支援室にて(理工研総合研究棟2号館1F)で以下の日時に質問、相談を受け付けます。
授業期間中: 火・水・金曜日 12:15-12:55
授業期間外: 火・金曜日 12:15-12:55
 
連絡先(ホームページ、その他)  
HiSEP支援室 総研棟2号館1F
 
関連ホームページ  
http://hisep.saitama-u.ac.jp/
facebook 「HiSEP」で検索
 
その他・備考  
なし
 
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