タイトル
     2023 年度 後期  理学部 物理学科 日英区分 :日本語 
  
物理学演習ⅡB
Exercises on Physics ⅡB
  
ナンバリング 科目分野
PHYS2353   理学部専門科目
担当教員(ローマ字表記)
  梁 正樹 [Ryo, Masaki]
対象学生 対象年次 単位数
  2~ 2
必修・指定選択・選択の別 曜日時限 教室
必修 月3 理-9番講義室
科目群 講義番号
  R12390
クラス指定  
理学部物理学科2年次
 
他との関連(関連項目)  
「量子力学I」、「物理数学II」
 
履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識)  
「量子力学I」、「物理数学II」を履修中、または、履修済みであることが望ましい。
 
テーマ・副題  
「粒子であると同時に波である」というような日常言語では禅問答のような矛盾した説明がなされる量子系を、線形代数に基づいた一貫した数学で理解できるようになるのが、現代物理学における重要な「悟り」の一つである。
また、そのような量子系を記述するための特殊関数の数学的技法を習得する。
 
授業科目の到達目標  
物理学における基本的哲学の一つ、「量子状態」を理解する。講義の内容の理解を深め、問題解決のために複合的に役立てる能力を養う。筋道だった内容を、要点を押さえてわかりやすく人に伝える能力を得る。
 
『ディプロマ・ポリシー』を含む学部・研究科・学科等の学修・教育目標との関連  
理学部ディプロマ・ポリシーにある「専門領域(物理学)に関する専門知識とそれを基にした思考力」
を習得するための科目である。
 
授業キーワード  
量子力学、物理数学、問題演習、プレゼンテーション
 
授業の内容  
「量子力学I」、「物理数学II」の講義に合わせて、問題演習を行う。
問題ごとに担当者を決め、準備した解答の要点を板書して解説を行ってもらう。
 
授業の方法  
演習形式の授業で、対面授業として実施する。
 
事前準備学修・事後展開学修  
授業1回あたり合計4時間の事前準備・事後展開学修が目安である。
事前準備学修として、予め配布した問題を授業時間までに解いてくること。
事後展開学修として、すべての問題について復習し十分理解すること。
 
授業展開(スケジュール)  
第1回 物理数学II (1)
第2回 量子力学I (1)
第3回 物理数学II (2)
第4回 量子力学I (2)
第5回 物理数学II (3)
第6回 量子力学I (3)
第7回 これまでのまとめ及び中間試験
第8回 物理数学II (4)
第9回 量子力学I (4)
第10回 物理数学II (5)
第11回 量子力学I (5)
第12回 物理数学II (6)
第13回 量子力学I (6)
第14回 物理数学II (7)
第15回 量子力学 (7)
第16回 期末試験
 
授業の詳細(履修登録学生のみ閲覧可)  
WebClassへ
 
成績評価の方法と観点  
黒板での解答・説明36点、試験64点によって成績を評価する。
 
成績評価基準  
埼玉大学単位修得の認定に関する規則に基づき、履修者が授業の到達目標をどれだけ達成したかに応じて以下の通り評価する。
「到達目標を超え、全般的に特に秀でている」 =GP:4 = S
「到達目標を超えており、部分的に秀でている」 =GP:3.5=A+
「到達目標を超えている」 =GP:3 = A
「到達目標に十分達しており、部分的に秀でている」 =GP:2.5=B+
「到達目標に十分達している」 =GP:2 = B
「到達目標に最低限達しており、部分的に B 以上の水準にある」=GP:1.5=C+
「到達目標に最低限達している」 =GP:1 = C
「到達目標に達していない」 =GP:0 = D
「到達目標の達成度を測る材料がない」 =GP:0=F
 
テキスト  
教科書1 ISBN
書名 物理のための応用数学
著者名 小野寺嘉孝 出版社 裳華房 出版年 1988
備考
教科書2 ISBN
書名 量子力学I、II
著者名 猪木慶治、川合光 出版社 講談社サイエンティフィク 出版年 1994
備考
備考 「量子力学I」、「物理数学II」の講義の参考図書
 
参考図書  
備考 なし。
 
学生へのメッセージ  
実力を育むためには自ら問題に取り組み、粘り強く解決に導く習慣が欠かせません。しかし、問題を解決するだけではなお不十分です。演習とは、得られた成果の要旨を簡潔にまとめ、他者に伝えるために、わかりやすく魅力的に発表する訓練の場でもあります。問題解決能力と発表能力の大切さを認識し、技術を錬磨するよう努めて下さい。
 
人数制限 ※詳細は「その他・備考」欄を参照してください。  
なし。
 
連絡先(電話番号)  
なし。
 
連絡先(メールアドレス)  
mjsyang_AT_mail.saitama-u.ac.jp
 
オフィスアワー  
火曜木曜の午後。理学部1号館1539室。
 
連絡先(ホームページ、その他)  
なし。
 
関連ホームページ  
なし。
 
その他・備考  
なし。
 
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