タイトル
     2023 年度 前期  理学部 物理学科 日英区分 :日本語 
  
電磁気学Ⅱ
Electromagnetism Ⅱ
  
ナンバリング 科目分野
PHYS2121   理学部専門科目
担当教員(ローマ字表記)
  梁 正樹 [Ryo, Masaki]
対象学生 対象年次 単位数
  2~ 2
必修・指定選択・選択の別 曜日時限 教室
  木4 理-9番講義室
科目群 講義番号
  R12060
クラス指定  
物理学科2年次
 
他との関連(関連項目)  
電磁気学Ⅰに引き続き、物質中の電磁気学を扱う。
電気力学、固体物理学I, IIに関連する。
 
   
 
履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識)  
電磁気学Ⅰ、代数及び幾何Ⅰ・Ⅱの内容を理解していることが望ましい。
 
テーマ・副題  
物質中の電磁気学
 
授業科目の到達目標  
現代社会を支えている電磁気学の基礎を学ぶことを通して物理学的思考方法を学び、かつ応用できる素養を身につけること。
 
『ディプロマ・ポリシー』を含む学部・研究科・学科等の学修・教育目標との関連  
理学部ディプロマ・ポリシーにある「専門領域(物理学)に関する専門知識とそれを基にした思考力」
を習得するための科目である。
 
授業キーワード  
電場、磁場、誘電体、磁性体、物質中のMaxwellの方程式、電磁波
 
授業の内容  
主として物質中の電磁気学を扱い、電荷と静電場・電流と静磁場・時間とともに変動する電磁場・Maxwellの方程式と電磁波などについて学ぶ。
 
授業の方法  
講義形式の授業で、対面授業として実施する。
 
事前準備学修・事後展開学修  
授業1回あたり合計4時間の事前準備・事後展開学修が目安である。
復習を中心に行うこと。講義はそれ以前の内容を理解していることを前提に行う。
適宜課題レポートを課す。それらについては必ず復習すること。
 
授業展開(スケジュール)  
1 金属・絶縁体・半導体
2 電気伝導とホール効果
3 電気分極
4 誘電体におけるガウスの法則
5 誘電体とマックスウェルの応力
6 局所電場
7 屈折率その周波数依存性
8 磁気モーメントと磁性体
9 強磁性
10 常磁性
11 反磁性
12 超伝導体の電磁気学
13 物質と時間変化する電磁場
14 電磁波の反射・屈折・透過
15 導体と電磁波
16 期末試験
 
授業の詳細(履修登録学生のみ閲覧可)  
WebClassへ
 
成績評価の方法と観点  
レポート36点、期末テスト64点で評価する。
 
成績評価基準  
埼玉大学単位修得の認定に関する規則に基づき、履修者が授業の到達目標をどれだけ達成したかに応じて以下の通り評価する。
「到達目標を超え、全般的に特に秀でている」 =GP:4 = S
「到達目標を超えており、部分的に秀でている」 =GP:3.5=A+
「到達目標を超えている」 =GP:3 = A
「到達目標に十分達しており、部分的に秀でている」 =GP:2.5=B+
「到達目標に十分達している」 =GP:2 = B
「到達目標に最低限達しており、部分的に B 以上の水準にある」=GP:1.5=C+
「到達目標に最低限達している」 =GP:1 = C
「到達目標に達していない」 =GP:0 = D
「到達目標の達成度を測る材料がない」 =GP:0=F
 
テキスト  
備考 なし
 
参考図書  
参考書1 ISBN 4000079247
書名 岩波基礎物理シリーズ[物質の電磁気学」
著者名 長岡洋介/編,原康夫/編, 出版社 岩波書店 出版年 1996
備考 本講義はある程度この本をネタにします。適宜、下記の2つなど他の本も参考にします。
参考書2 ISBN
書名 電磁気学(物理テキストシリーズ4)
著者名 砂川重信 出版社 岩波書店 出版年 1987
備考
参考書3 ISBN 4000076442
書名 電磁気学Ⅱ
著者名 長岡洋介 出版社 岩波書店 出版年 1983
備考
 
学生へのメッセージ  
マクロな立場に立った電磁気学を学ぶことを通して、2年後期から始まるミクロな立場になった物理学の基礎を身につけてください。講義には毎回出席することを原則とします。
 
人数制限 ※詳細は「その他・備考」欄を参照してください。  
なし。
 
連絡先(電話番号)  
なし。
 
連絡先(メールアドレス)  
mjsyang_AT_mail.saitama-u.ac.jp
 
オフィスアワー  
金曜の3・4限。理学部1号館1539室。
 
連絡先(ホームページ、その他)  
なし。
 
関連ホームページ  
なし。
 
その他・備考  
なし。
 
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