タイトル
     2023 年度 後期  教養学部 日英区分 :日本語 
  
歴史学研究法C
Methods and Skills in Historical Research C
  
ナンバリング 科目分野
HIST2142   教養学部専門
担当教員(ローマ字表記)
  小林 亜子 [Ako Kobayashi]
対象学生 対象年次 単位数
    2
必修・指定選択・選択の別 曜日時限 教室
  水3〜4 教養学部-31
科目群 講義番号
  F32081
クラス指定  
なし
 
他との関連(関連項目)  
西洋史演習 史料学実習(西洋史) 西洋史概説 ヨーロッパ近代社会文化史
 
履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識)  
西洋史についての基礎知識
 
テーマ・副題  
社会・文化史研究入門 西洋史
 
授業科目の到達目標  
この演習では、西洋史関係の史料(フランス史、および古代から19世紀までの西洋史の史料)の読解に必要な西洋史学の研究方法を修得します。文字史料だけでなく、図像史料、口承史料などの多様な史料を、「歴史学」の視点で読むこと、自分の「証明」したい「事実」について、どのような「史料」を「選択」し、「過去」を「再構成」してみせるか、といった卒業論文を執筆するうえで必要な「史料へのアプローチ」「史料読解」に基づく実証という歴史学のスキルを総合的に身につけることをめざします。
 
『ディプロマ・ポリシー』を含む学部・研究科・学科等の学修・教育目標との関連  
教養学部ディプロマ・ポリシー「(3)知識を活用できる汎用的な能力の修得に関連する事柄」より、次のa~dを修得する。
 a.幅広い視点に立って、自身で問題を設定する能力 
 b.設定した問題について情報や知識を的確に調査・収集する能力
 c.設定した問題について多面的かつ論理的に考える能力
 d.自らのアイディアを的確に伝える能力(語学の運用能力を含む)
 
授業キーワード  
歴史学 西洋史 社会史 文化史 アナール派 心性 表象 儀礼 祭り 人口 子供 読書 
 
授業の内容  
西洋史の研究方法がどのように変化してきたのかを、研究方法を画期的に転換させた具体的研究――例えば、王の奇跡の儀礼研究や海を中心とした歴史など――をとりあげながら学びます。また同時に、西洋史の研究者たちが、対象とする時代や地域の特性に応じて、どのように新しい研究方法を開拓してきたのか――例えば、歴史人口学や歴史人類学など――についても考察を深めます。
 
授業の方法  
講義形式と演習形式を組み合わせて授業を進めます。
 
事前準備学修・事後展開学修  
授業1回あたり合計4時間の事前準備・事後展開学修が目安となる。なお、事前学習においては指定された範囲の資料をよく読み、疑問点をピックアップしておいてください。また、事後学習においては、授業内容の重要ポイントを整理し、指定された課題に取り組んでください。
 
授業展開(スケジュール)  
イントロダクション(第1回)
Ⅰ.アナール派と歴史学研究の新しい方法(第2〜7回) 
 (1)「新しい歴史学」の提唱〜ブロックとフェーブル〜
   『マルク・ブロックを読む』/『歴史のための闘い』
 (2)権力・儀礼・信仰をめぐって〜ブロックとフェーブルの仕事場〜
   『王の奇蹟』/『聖王ルイ』
(3)「歴史の時間」の問題・「歴史の空間」の問題〜ブローデルとウオーラースタイン〜
   『地中海』/ 『近代世界システム』
Ⅱ.「心性史」から「社会・文化史」への道筋(第8〜13回)
(1) 歴史人口学と心性史〜グーベールとアリエス
  『歴史人口学入門序説』/『子供の誕生』
(2) 歴史人類学をめぐって〜ル・ロワ・ラデュリとル・ゴフ〜
  『南仏ロマンの謝肉祭』/『煉獄の誕生』
(3) 社会史から社会・文化史へ〜ダーントンとシャルチエ〜
『禁じられたベストセラー』/『読書の文化史』
Ⅲ.アナール派と日本の歴史学(第14〜15回)
  『戦後歴史学再考』/『歴史学再考』
まとめ
 
授業の詳細(履修登録学生のみ閲覧可)  
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成績評価の方法と観点  
授業での報告内容・レポート  60%
授業への参加の程度(討議・リアクションペーパー) 40%

この授業のWebclassの資料・レジュメ・コメント類およびメールで送受信した資料・レジュメ・コメント類を、インターネットやSNSにアップするなどの行為がみられた場合は、単位を認定しませんので注意してください。
 
成績評価基準  
埼玉大学単位修得の認定に関する規則に基づき、履修者が授業の到達目標をどれだけ達成したかに応じて以下の通り評価する。
「到達目標を超え、全般的に特に秀でている」 =GP:4 = S
「到達目標を超えており、部分的に秀でている」 =GP:3.5=A+
「到達目標を超えている」 =GP:3 = A
「到達目標に十分達しており、部分的に秀でている」 =GP:2.5=B+
「到達目標に十分達している」 =GP:2 = B
「到達目標に最低限達しており、部分的に B 以上の水準にある」=GP:1.5=C+
「到達目標に最低限達している」 =GP:1 = C
「到達目標に達していない」 =GP:0 = D
「到達目標の達成度を測る材料がない」 =GP:0=F
 
テキスト  
備考 初回の授業において指示します。
 
参考図書  
備考 授業内で指示します。
 
学生へのメッセージ  
この授業は、西洋史分野の歴史学研究法です。高校世界史Bおよび大学での西洋史関係科目の知識を身に着けていることを前提としています。
予習を重視しますので、文献は必ず読んで授業に出席すること。

必ず西洋史演習とあわせて履修してください。受講生多数の場合は、履修人数を制限しますので、初回の授業は、必ず出席してください。
この授業のWebclassの資料・レジュメ・コメント類およびメールで送受信した資料・レジュメ・コメント類を、インターネットやSNSにアップするなどの行為がみられた場合は、単位を認定しませんので注意してください。
 
人数制限 ※詳細は「その他・備考」欄を参照してください。  
受講生多数の場合は、履修希望理由等により履修制限を行いますので、初回は必ず出席してください
受講生多数の場合、卒業論文執筆分野が西洋史であることを優先して受講者を決定します。
 
連絡先(電話番号)  
授業内で告知する
 
連絡先(メールアドレス)  
授業内で告知する
 
オフィスアワー  
水曜日18:00―19:00(開講期間中、ただし休講日を除く)
(必ず事前にアポイントを取ってください)
 
連絡先(ホームページ、その他)  
 
関連ホームページ  
 
その他・備考  
本授業は、人数制限を行うので、人数制限欄を必ず確認しておくこと。人数制限の行い方は、人数制限欄に記載のとおり。
なお、人数制限を行う場合、教養学部生優先となりますので、ご了承ください。
 
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