タイトル
     2023 年度 前期  教養学部 日英区分 :日本語 
  
国際協力論演習Ⅳ
Seminar in International CooperationⅣ
  
ナンバリング 科目分野
IDEV4202   教養学部専門
担当教員(ローマ字表記)
  東 智美 [HIGASHI Satomi]
対象学生 対象年次 単位数
    2
必修・指定選択・選択の別 曜日時限 教室
  火4 教養学部-35
科目群 講義番号
  F16094
クラス指定  
原則、3年生以上(2年生で履修に強い関心がある場合は相談に応じます)
 
他との関連(関連項目)  
国際開発フィールドワークI・II、国際開発学入門、Introduction to Development Economics、国際政治学入門、国際政治経済学入門、国際法学入門、国際協力論概論、国際開発政策論、Development Economics、Finance and Monetary Economics in Developing Countries、グローバル市民社会論、地域研究、社会開発の分析手法、国際協力論演習、国際開発学演習、開発経済学演習 等
 
履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識)  
・国際協力論入門を履修し、単位を取得済みであること、もしくは同時履修することを求めます。
・本演習はIIIとIVを同時履修することと「国際開発フィールドワークII」を履修することを前提としています(合計3科目)。1-2科目のみの履修を選択することは原則できません(ただし、4年生に限っては、「国際開発フィールドワークII」の履修登録と現地調査参加を選択制とします)。下記で説明するように、本演習で事前研究を行ったうえで、現地調査を企画準備し、夏期休暇中(8月中旬〜下旬を予定)に「国際開発フィールドワークII」で途上国における現地調査を実施するものです。その結果、国際協力・国際開発研究の実践を行う能力を習得することを目標としています。したがって、その実践である現地調査に参加できることを履修の条件としています。
・加えて、第1・2ターム開講の「社会開発の分析手法」を同時履修することを推奨します。
・貧困・開発・国際協力に強い関心と学修意欲および具体的努力を求めます。留学・進学を考えている学生、開発・国際協力分野での仕事に興味のある学生を特に歓迎します。
・なお、国際協力・開発問題に関して、卒業論文を執筆し、本演習教員に指導を希望する学生は、フィールドワークへの参加の有無に関わらず、必ず本演習を履修してください。
・海外でのフィールドワークを伴うことから、受講者の定員を設け(定員10名)、初回の授業で専攻を行います。(海外留学中は初回の授業前にメールで履修希望について、連絡して下さい)。選抜基準は、①4年生で卒論指導を受ける者、②3科目同時履修の可否、③通算のGPA値が高い者、④現地調査参加の可否、⑤国際協力論入門の履修者であること(編入学者を除く)、⑥海外実習を行うための十分な英語力を有している者、⑦事前アンケートの記述内容が良好な者、⑧初回授業でのプレゼンテーションが優れている者、を総合的に考慮します。なお、初回授業時までに履修登録をしていないと抽選の対象とはなりません。初回の授業時の選考が終わった後に連絡を頂いても、対応できませんので、ご注意ください。
 
テーマ・副題  
開発途上国における開発課題の分析:ラオスの国際協力・社会開発の現状と課題
 
授業科目の到達目標  
1)開発途上国(特にフィールドワークの対象となるラオス)の開発課題・国際協力の現状について、基礎的な知識を身につける。
2)国際協力・社会開発の課題を理論的に分析できるようになる。
3)フィールドワーク計画の立案・準備を通じて、途上国の国際協力・社会開発の課題についての分析手法を修得する。
 
『ディプロマ・ポリシー』を含む学部・研究科・学科等の学修・教育目標との関連  
本科目は教養学部のディプロマ・ポリシーにある以下の目標に関連する。
(2)専門性のある幅広い基本的知識の修得に関連する事柄
 a. 人文学・社会科学・自然科学に関する幅広い基本的知識を修得する。
 b. 所属する専修課程の専門分野に関連する分野の基本的知識を修得する。
(3)知識を活用できる汎用的な能力の修得に関連する事柄
 a. 幅広い視点に立って、自身で問題を設定する能力
 b. 設定した問題について情報や知識を的確に調査・収集する能力
 c. 設定した問題について多面的かつ論理的に考える能力
 d. 自らのアイディアを的確に伝える能力(語学の運用能力を含む)
(4)学部における人材養成の目的に合致した能力の修得に関連する事柄
 a. 国際的視野を持ち、国内外の多様な文化および価値観を理解する能力
 b. 現代の文化や社会の問題にさまざまな形で取り組む能力
 
授業キーワード  
国際協力、社会開発、フィールドワーク、社会調査、ラオス
 
授業の内容  
・今年度の演習は、「国際開発フィールドワークII」で行うラオスにおけるフィールドワークに向けた準備を通じ、開発途上国の国際協力・社会開発の課題についての分析手法を学びます。
・前半では、フィールドワークの対象となるラオスについて基礎的な知識を身につけた上で、先行研究のレビューを行い、問題関心を明確化し、テーマ設定を行います。
・後半では、関心テーマごとにグループ分けを行い、具体的な調査計画を立案します。
・ラオスの教育機関、開発関係者、大学生とオンラインで繋ぎ、事前説明・事前学修・学修交流(英語)を行うことを予定しています。
・毎週30分程度、ラオス語会話のミニ講座を行う予定です。

 
授業の方法  
・講義、学生による報告、ディスカッション、オンライン講義・学修交流を組み合わせて行います。
・「国際開発フィールドワークII」に参加しない場合(担当教員の卒業論文指導を希望する4年生に限る)にも、仮にフィールドワークを実施するという想定で、グループワークに参加する必要があります。
 
事前準備学修・事後展開学修  
授業1回あたり合計4時間の事前準備・事後展開学修が目安となります。設定した研究テーマについて先行研究を探し、読み込んだ上でレビューをおこない、授業での発表用資料を作成します(事前準備学修)。授業中の議論やコメントを踏まえ、さらに必要な資料をさがし、資料収集やレビュー内容の再検討をおこないます(事後展開学修)。
 
授業展開(スケジュール)  
第1回 イントロダクション、履修希望者によるプレゼンテーション(選考を兼ねる。WebClass参照)
第2回 ラオスの基礎知識(1)
第3回 ラオスの基礎知識(2)
第4回 先行研究レビュー(1)
第5回 先行研究レビュー(2)
第6回 テーマ設定
第7回 オンライン事前学修:ラオスの農村開発
第8回 グループワーク:調査計画の立案(1)
第9回 グループワーク:調査計画の立案(2)
第10回 オンライン事前学修:ラオスの人権問題
第11回 中間発表
第12回 オンライン学習交流
第13回 グループワーク:調査計画の立案(3)
第14回 グループワーク:調査計画の立案(4)
第15回 調査計画の発表、振り返り
 
 
授業の詳細(履修登録学生のみ閲覧可)  
WebClassへ
 
成績評価の方法と観点  
課題20%、授業における積極性(ディスカッションへの貢献、質問等)50%、プレゼンテーション30%で評価します。
 
成績評価基準  
埼玉大学単位修得の認定に関する規則に基づき、履修者が授業の到達目標をどれだけ達成したかに応じて以下の通り評価する。
「到達目標を超え、全般的に特に秀でている」 =GP:4 = S
「到達目標を超えており、部分的に秀でている」 =GP:3.5=A+
「到達目標を超えている」 =GP:3 = A
「到達目標に十分達しており、部分的に秀でている」 =GP:2.5=B+
「到達目標に十分達している」 =GP:2 = B
「到達目標に最低限達しており、部分的に B 以上の水準にある」=GP:1.5=C+
「到達目標に最低限達している」 =GP:1 = C
「到達目標に達していない」 =GP:0 = D
「到達目標の達成度を測る材料がない」 =GP:0=F
 
テキスト  
教科書1 ISBN 4839603138
書名 ラオスの基礎知識
著者名 山田紀彦著 出版社 めこん 出版年 2018
備考
 
参考図書  
参考書1 ISBN 4560088403
書名 ラオス語
著者名 鈴木玲子著 出版社 白水社 出版年 2019
備考
参考書2 ISBN 4750333093
書名 ラオスを知るための60章
著者名 菊池陽子, 鈴木玲子, 阿部健一編著 出版社 明石書店 出版年 2010
備考
 
学生へのメッセージ  
今年度は、担当教員がNGOのスタッフとして活動した経験を持つラオスでのフィールドワークに向けた調査計画の立案・準備を通じて、開発途上国の国際協力・社会開発の課題についての分析手法を学びます。ラオス/東南アジアについての基礎知識は問いませんし、ラオス/東南アジア以外の国・地域を研究対象にする学生も歓迎しますが、調査対象となるラオスの開発課題を学ぶことを厭わない学生を求めます。一方で、特定の国を対象に、具体的な調査計画を立案・準備するプロセスを経験することは、その他の国・地域を研究する学生にとっても役に立つと考えます。主体性・自発性を持って参加してください。
 
人数制限 ※詳細は「その他・備考」欄を参照してください。  
あり(10名)
 
連絡先(電話番号)  
 
連絡先(メールアドレス)  
higashi〔@〕mail.saitama-u.ac.jp
 
オフィスアワー  
授業期間中の木曜日12:30-13:30。不在時もあるため、事前にメールでアポイントメントを取るようにしてください。これ以外の時間を希望する場合にも、メールで相談してください。なお、希望に応じてZoomで対応することも可能です。
 
連絡先(ホームページ、その他)  
 
関連ホームページ  
 
その他・備考  
・初回の授業に選考を行いますので、履修希望者は必ず出席してください(海外留学中は初回の授業前にメールで履修希望について、連絡して下さい)。 初回授業時までに履修登録をしていないと抽選の対象とはしません。初回の授業時の選考が終わった後に連絡を頂いても、対応できませんので、ご注意ください。
・初回の授業で事前アンケートを提出し、「国際協力」や海外でのフィールドワークに関する関心についてプレゼンテーションを行なっていただきます。事前アンケートとプレゼンテーションについての詳細は、WebClassに掲載します。
 
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