タイトル
     2023 年度 前期  教養学部 日英区分 :日本語 
  
国際開発フィールドワークⅡ
Fieldwork in International Development II
  
ナンバリング 科目分野
IDEV3242   教養学部専門
担当教員(ローマ字表記)
  東 智美 [HIGASHI Satomi]
対象学生 対象年次 単位数
    2
必修・指定選択・選択の別 曜日時限 教室
  集中  
科目群 講義番号
  F15143
クラス指定  
原則、3年生以上(2年生で履修に強い関心がある場合は相談に応じます)
 
他との関連(関連項目)  
国際協力論入門、国際開発学入門、Introduction to Development Economics、国際政治学入門、国際政治経済学入門、国際法学入門、国際協力論概論、国際開発政策論、Development Economics、Finance and Monetary Economics in Developing Countries、グローバル市民社会論、地域研究、社会開発の分析手法、国際協力論演習、国際開発学演習、開発経済学演習 等
 
履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識)  
・国際協力論入門を履修し、単位を取得済みであること、もしくは同時履修することを求めます。
・本実習は国際協力論演習III・IVとの同時履修を前提としています。本科目のみでの履修はできません。下記で説明するように、本実習は、国際協力論演習III・IVで現地調査を企画準備し、事前研究を行ったうえで、夏期休暇中(8月中旬〜下旬を予定)に途上国での現地調査を実施するものです。
・加えて、第1・2ターム開講の「社会開発の分析手法」を同時履修することを推奨します。
・貧困・開発・国際協力に強い関心と学修意欲および具体的努力を求めます。留学・進学を考えている学生、開発・国際協力分野での仕事に興味のある学生を特に歓迎します。
・なお、国際協力・開発問題に関して、卒業論文を執筆し、本演習教員に指導を希望する学生は、フィールドワークへの参加の有無に関わらず、本演習を履修してください。
・海外でのフィールドワークを伴うことから、受講者の定員を設け(定員10名)、国際協力論演習III・IVの初回の授業で専攻を行います。(海外留学中は初回の授業前にメールで履修希望について、連絡して下さい)。選抜基準は、①4年生で卒論指導を受ける者、②3科目同時履修の可否、③通算のGPA値が高い者、④現地調査参加の可否、⑤国際協力論入門の履修者であること(編入学者を除く)、⑥海外実習を行うための十分な英語力を有している者、⑦事前アンケートの記述内容が良好な者、⑧初回授業でのプレゼンテーションが優れている者、を総合的に考慮します。なお、初回授業時までに履修登録をしていないと抽選の対象とはなりません。初回の授業時の選考が終わった後に連絡を頂いても対応できませんので、ご注意ください。
 
テーマ・副題  
開発途上国における開発課題の分析:ラオスの国際協力・社会開発の現状と課題
 
授業科目の到達目標  
1)実践的なフィールドワークを通じて、途上国の社会開発及び国際協力の課題についての研究手法を習得する。
2)開発に関する問題を論理的に分析できるようになる。
3)異文化における調査・研究活動及びその準備と成果のまとめを通じて、リーダーシップや協調性を養う。
 
『ディプロマ・ポリシー』を含む学部・研究科・学科等の学修・教育目標との関連  
本科目は教養学部のディプロマ・ポリシーにある以下の目標に関連する。
(2)専門性のある幅広い基本的知識の修得に関連する事柄
 a. 人文学・社会科学・自然科学に関する幅広い基本的知識を修得する。
 b. 所属する専修課程の専門分野に関連する分野の基本的知識を修得する。
(3)知識を活用できる汎用的な能力の修得に関連する事柄
 a. 幅広い視点に立って、自身で問題を設定する能力
 b. 設定した問題について情報や知識を的確に調査・収集する能力
 c. 設定した問題について多面的かつ論理的に考える能力
 d. 自らのアイディアを的確に伝える能力(語学の運用能力を含む)
(4)学部における人材養成の目的に合致した能力の修得に関連する事柄
 a. 国際的視野を持ち、国内外の多様な文化および価値観を理解する能力
 b. 現代の文化や社会の問題にさまざまな形で取り組む能力
 
授業キーワード  
国際協力、社会開発、フィールドワーク、社会調査、ラオス
 
授業の内容  
・開発途上国が抱えている開発問題とその要因、国際協力機関や地域の市民社会組織による開発問題の解決に向けた取り組みの現状とその課題について、現地でフィールドワークを通じて考察します。
・フィールドワークの実践を通じ、開発途上国が抱えている社会・経済開発の課題、国際協力の意義と課題について、自らの問題関心を深め、研究手法を身につけます。
・具体的には、東南アジアのラオスをフィールドに、(1)農村での社会調査、(2)首都ビエンチャンでの開発関係者からの聞き取り、(3)国際協力・開発支援活動の視察を行います。
・フィールドワークは、現地の教育機関及びラオス国立大学の協力を得て行い、農村調査においては、教育機関のスタッフまたはラオス人の大学生が調査協力者(ラオス語ー英語通訳)として参加する予定です。
・調査を行う農村は、安全や移動の利便性等を鑑みて、現地の協力機関と教員があらかじめ設定する予定ですが、調査のテーマや調査方法は履修者が「国際協力論演習III・IV」を通じて組み立てます。
・フィールドワーク終了後は、研究論文の執筆に取り組みます。
 
授業の方法  
夏期集中科目となります。夏期休暇中(8月中旬〜下旬を予定)に10日間程度(移動を含む)の現地調査を行い、自ら調査計画に沿って必要情報を収集して行きます。最終的には、現地調査結果を取りまとめた研究論文の作成を行います。研究論文執筆が課題として課されます。
 
事前準備学修・事後展開学修  
•フィールドワークの期間中、毎回の振り返りや翌日の準備を行うことが求められます。また、フィールドワーク終了後は、研究論文の執筆に取り組みます。
•授業1回あたり合計4時間の事前準備・事後展開学修が目安となります。
 
授業展開(スケジュール)  
第1回 フィールド調査に向けた事前打ち合わせ(オンライン)
第2回 現地におけるトレーニング・ワークショップ
第3回 農村フィールドワーク:行政機関へのインタビュー
第4回 農村フィールドワーク:Village authorities、関係部局へのインタビュー
第5回 農村フィールドワーク:世帯調査(1)
第6回 農村フィールドワーク:世帯調査(2)
第7回 農村フィールドワーク:世帯調査(3)
第8回 農村フィールドワーク:世帯調査(4) 
第9回 国際協力の関係機関へのインタビュー
第10回 国際協力・開発支援活動の視察
第11回 フィールドワークの結果分析 
第12回 調査報告の準備
第13回 ラオス国立大学における調査報告
第14回 現地における振り返り会合
第15回 調査の成果発表、振り返り
 
 
授業の詳細(履修登録学生のみ閲覧可)  
WebClassへ
 
成績評価の方法と観点  
現地調査における貢献度60%、プレゼンテーション20%、研究論文の構想20%
 
成績評価基準  
埼玉大学単位修得の認定に関する規則に基づき、履修者が授業の到達目標をどれだけ達成したかに応じて以下の通り評価する。
「到達目標を超え、全般的に特に秀でている」 =GP:4 = S
「到達目標を超えており、部分的に秀でている」 =GP:3.5=A+
「到達目標を超えている」 =GP:3 = A
「到達目標に十分達しており、部分的に秀でている」 =GP:2.5=B+
「到達目標に十分達している」 =GP:2 = B
「到達目標に最低限達しており、部分的に B 以上の水準にある」=GP:1.5=C+
「到達目標に最低限達している」 =GP:1 = C
「到達目標に達していない」 =GP:0 = D
「到達目標の達成度を測る材料がない」 =GP:0=F
 
テキスト  
備考 国際協力論演習III・IVに準ずる。
 
参考図書  
備考 国際協力論演習III・IVに準ずる。
 
学生へのメッセージ  
今年度は、担当教員がNGOのスタッフとして活動した経験を持つラオスでのフィールドワークの実践を通じて、開発途上国の国際協力・社会開発の課題についての分析手法を学びます。フィールドワークでは、1〜2泊の農村でのホームステイを予定しています(現地の都合による変更の可能性あり)。安全性や衛生面には注意を払いますが、健康上の不安や食品アレルギーがある場合には、事前に必ずご相談ください。フィールドワークの参加費用(航空券代・宿泊費・現地交通費・食費等)について、基本的には参加者の自己負担となります。今回、調査対象の農村は、教員と協力機関が協議して予め決定しますが、調査自体は学生が主体的に組み立てます。主体性・自主性を持って参加してください。また、異文化との出会いやチームメイトと困難を克服する経験を楽しみたいという好奇心や積極性を持った学生を歓迎します。
 
人数制限 ※詳細は「その他・備考」欄を参照してください。  
あり(10名)
 
連絡先(電話番号)  
 
連絡先(メールアドレス)  
higashi〔@〕mail.saitama-u.ac.jp
 
オフィスアワー  
授業期間中の木曜日12:30-13:30。不在時もあるため、事前にメールでアポイントメントを取るようにしてください。これ以外の時間を希望する場合にも、メールで相談してください。なお、希望に応じてZoomで対応することも可能です。
 
連絡先(ホームページ、その他)  
 
関連ホームページ  
 
その他・備考  
・「国際協力論演習III・IV」の初回の授業に選考を行いますので、履修希望者は必ず出席してください(海外留学中は初回の授業前にメールで履修希望について、連絡して下さい)。「国際協力論演習III・IV」の初回授業時までに履修登録をしていないと抽選の対象とはしません。初回の授業時の選考が終わった後に連絡を頂いても、対応できませんので、ご注意ください。
・履修を希望する学生は、「国際協力論演習III・IV」の初回の授業日(4/18 火曜日)までに、「国際協力論演習III」のWebClassからアンケートを提出してください。受講を迷われている場合は、イントロダクションを聴いた後、当日中に提出していただければ受け付けます。また、「国際協力論演習III」の初回の授業で、「国際協力」や海外でのフィールドワークに関する関心についてプレゼンテーションを行なっていただきます。事前アンケートとプレゼンテーションについての詳細は、「国際協力論演習III」のWebClassに掲載します。
 
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