タイトル
     2023 年度 前期  経済学部 経済学科(昼間コース) 日英区分 :日本語 
  
演習Ⅰ
Seminar I
  
ナンバリング 科目分野
E3021   経済学部専門科目
担当教員(ローマ字表記)
  遠藤 環 [Endo, Tamaki]
対象学生 対象年次 単位数
  2 2
必修・指定選択・選択の別 曜日時限 教室
必修 水4〜5 経-B303
科目群 講義番号
  A07109
クラス指定  
遠藤ゼミ(アジア経済論)に所属する2年次の学生
 
他との関連(関連項目)  
アジア経済論
 
履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識)  
アジア経済論を2年次、もしくは3年次に受講すること。
 
テーマ・副題  
グローバル化時代のアジア経済・社会を考える。
 
授業科目の到達目標  
現代のアジアのダイナミズムを、データや調査などに基づいて理解する。その上で、アジアが直面する様々な諸課題、今後のアジア各国と日本の関係について、各自の考えをしっかりと深める。問い/仮説の作り方、フィールド調査のノウハウの習得、データの収集・分析、ディスカッションのスキルの習得、執筆能力の向上を目指す。
 
『ディプロマ・ポリシー』を含む学部・研究科・学科等の学修・教育目標との関連  
演習を通じて、「国際ビジネスと社会発展」メジャーの分野に関し、自ら問題を設定し、自ら問題解決を行いうる能力、およびその成果を理論的な文章にまとめ、発表する能力を育む(教育目標4に対応)。具体的には、アジア経済・社会の現代、歴史を理解することを通じて、アジア各国に関する理解、国際理解を進める。具体的には、第1に統計データや調査から、アジアの実態を理論的な枠組みを使って理解する/各国の事例を比較する、第2に、政策や理論的論争を批判的考察をすること、また、第3に、それらの知識に基づき、自らの考えを構築し、共著論文を仕上げることを目標とする。同時に、卒業論文に繋がる個人テーマについても、中間報告を行う。
 
授業キーワード  
アジア経済、グローバル化、都市、リスク、インフォーマル経済、デジタル化、格差、フィールドワーク
 
授業の内容  
現在、アジアの経済・社会は大きく変化しています。モノ・ヒト・カネ・情報がグローバルに展開する中、日本の私たちの生活は様々な形で他のアジアの人々の生産活動、労働や生活と結びついています。経済構造がダイナミックに変化する一方で、アジアの国々に目を向ければ、急速な都市化の進展や格差拡大、環境破壊、少子高齢化も進みつつあります。本ゼミナールでは、現代のアジア、及びアジアの国々と日本の関係を考える上で基本的な文献・論文を輪読し、議論します(前半)。その上で、各自がテーマを選び、調査・文献の検討を行い、発表を行います。文献調査、統計分析のみならず、フィールドワークも行います(後半)。ゼミでは、調査論、フィールドワークの基礎についても検討します。なお、学部内で合同ゼミ(3つのゼミでの合同調査:共通テーマ「都市」)として、アジアの大都市東京「新宿」におけるフィールド調査を実施予定です。合同での文献検討会、調査、発表会、および各ゼミの共著論文の合評会を一年を通じて、開催予定です。これらを通じて、調査能力、批判的思考、議論の方法、国際/国内事例との比較の視点の獲得、執筆能力の向上を目指します。
 
授業の方法  
ゼミ形式で行います。事前に輪読文献は全員が読み、レジュメと論点を用意してくることを参加の条件としています。また、共著論文や個人論文は、年度の終わりに論集として印刷/発行します。
 
事前準備学修・事後展開学修  
授業1回2コマあたり合計8時間の事前準備・事後展開学修が目安となります。
授業前に指定文献を読み、問い・コメントを準備し、データや関連文献などを探し、発表を準備すること。事後学習では当日の議論を整理し、関連文献やデータを確認すること。またフィールド調査を自身・チームで設計し、積極的に取り組んで下さい。
 
授業展開(スケジュール)  
前半は、基本的な文献を輪読します。その上で、合同調査を実施します。個人テーマに関しても、発表を行います。フィールドワーク、合宿などが不定期に入ります。2023年度は、「グローバル化時代のアジア」「階層化、格差」「都市のリスク」「デジタル化」「インフォーマリティ」がキーワードです。東京(新宿)におけるフィールド調査も予定しています。
 
授業の詳細(履修登録学生のみ閲覧可)  
WebClassへ
 
成績評価の方法と観点  
発表や調査、議論への参加度、授業中に課すレポートを総合して評価します。プレゼンテーションの完成度、批判的考察、議論に積極的に貢献したか、またレポートや論文が評価対象になります。特に、学部内合同ゼミ、および4大学合同ゼミの発表準備への貢献度や、共著論文(年度末に完成)への貢献度を評価では重視します(後半)。また、個人発表の内容についても、学術的水準(問いの質、データや調査の進捗状況、議論の構成など)によって評価します。
 
成績評価基準  
埼玉大学単位修得の認定に関する規則に基づき、履修者が授業の到達目標をどれだけ達成したかに応じて以下の通り評価する。
「到達目標を超え、全般的に特に秀でている」 =GP:4 = S
「到達目標を超えており、部分的に秀でている」 =GP:3.5=A+
「到達目標を超えている」 =GP:3 = A
「到達目標に十分達しており、部分的に秀でている」 =GP:2.5=B+
「到達目標に十分達している」 =GP:2 = B
「到達目標に最低限達しており、部分的に B 以上の水準にある」=GP:1.5=C+
「到達目標に最低限達している」 =GP:1 = C
「到達目標に達していない」 =GP:0 = D
「到達目標の達成度を測る材料がない」 =GP:0=F
 
テキスト  
教科書1 ISBN
書名 現代アジア経済論
著者名 遠藤環・伊藤亜聖・大泉啓一郎・後藤健太 出版社 有斐閣有斐閣 出版年 2018
備考
備考 最初の授業でリーディングリストを配布する。
 
参考図書  
参考書1 ISBN
書名 デジタル化する新興国
著者名 伊藤亜聖 出版社 中公新書 出版年 2020
備考
参考書2 ISBN
書名 『都市を生きる人びと:バンコク・都市下層民のリスク対応』
著者名 遠藤環 出版社 京都大学学術出版会 出版年 2011
備考
参考書3 ISBN
書名 アジア経済とは何か
著者名 後藤健太 出版社 中公新書 出版年 2019
備考
 
学生へのメッセージ  
日本の私たちの生活は、様々な形でアジアの人々の生産活動や労働、生活と結びついています。演習を通じて、アジア諸国の経済のダイナミクスやその歴史を理解すると同時に、現代のアジアが直面する様々な課題や、日本とアジアの関係について考えてほしいと思います。ゼミでの議論への参加、興味のあるテーマに関する調査・発表を積極的に行うことを望みます。またフィールドワーク(国内外)に関心のある学生を歓迎します。演習は受身で参加する授業とは異なります。自分の関心あるテーマを見つけ、是非、積極的に探求していって欲しいと思います。
 
人数制限 ※詳細は「その他・備考」欄を参照してください。  
 
連絡先(電話番号)  
 
連絡先(メールアドレス)  
endo[アット]mail.saitama-u.ac.jp
 
オフィスアワー  
水曜日12:00-13:00
 
連絡先(ホームページ、その他)  
 
関連ホームページ  
 
その他・備考  
 
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