タイトル
     2022 年度 前期  教育学部 学校教育教員養成課程 日英区分 :日本語 
  
道徳教育論
Moral Education
  
ナンバリング 科目分野
    教育学部専門科目
担当教員(ローマ字表記)
  岸本 智典 [Kishimoto, Tomonori]
対象学生 対象年次 単位数
  2~4 2
必修・指定選択・選択の別 曜日時限 教室
  集中 教育A213講義室
科目群 講義番号
  P32152
クラス指定  
教育学部以外の学生
 
他との関連(関連項目)  
教育学概説などの教育学関連科目
 
履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識)  
特にありません。原則、中等教育での学習事項を前提にします。
なお、オンライン上でWebclass等を通じて資料を配付する場合があります。
 
テーマ・副題  
道徳教育をめぐる現代的諸問題、道徳教育に関係する基礎的概念と理論的背景、現代における実践上の課題について
 
授業科目の到達目標  
①道徳教育に関する基礎的な知識(教育課程上の位置づけ、学習指導要領の内容、道徳教育の歴史と代表的思想等)の理解、修得。
②その際、道徳教育の理論的・社会的背景についての知識に特に焦点を当て、「道徳」(あるいは「倫理」や「正義」などの隣接概念)についての様々な視点・ものの見方を得ることを重要な目標とする。
③それらの基礎的な理解を踏まえて、道徳教育の指導法や教材研究について、特に学習指導案作成や体験型学修等を通じて実践的に修得する。
 
『ディプロマ・ポリシー』を含む学部・研究科・学科等の学修・教育目標との関連  
本授業は教育学部以外の学生向けであるが、以下の教育学部教職科目カリキュラムマップにおける教育目標を強く意識して行われる。

●教育学部教職科目カリキュラムマップより
教育目標1:教育学部では、力量のある質の高い教員養成を主眼とする。
教育目標2:教育学部では、課程専修分野ごとに専門的教育を行い、教職の専門性と学問・文化の専門性の両方を修得させる。
教育目標3:卒業要件として教員免許の取得を必修とし、教員免許・資格の取得に必要な教育課程を編成する。
 
授業キーワード  
道徳、倫理、正義、「特別の教科 道徳」、市民性(シティズンシップ)、道徳性の発達、社会規範、宗教、政治
 
授業の内容  
学習指導要領において「道徳」「道徳教育」がどのように語られ、位置づけられているかを学ぶことを基本に、その内容を自律的・主体的に解釈し、道徳教育を理解・構想・実践できるようになるための理論的知識と実践的方法を提供する。その際、「道徳教育」についての様々な語り方の背後にある種々の理論的・歴史的・社会的背景にも十分に配慮した授業を展開する。
 
授業の方法  
授業計画に従い基本的には講義形式で授業をおこなう。講義は対面形式を原則とする。授業回によっては予習・復習も兼ねて動画によるオンデマンド型授業も取り入れる場合がありうるのでWebclass等もよく確認すること。オンライン上でWebclass等を通じて資料を配付する場合もある。授業内容に応じて話し合いの時間を設けることもあり得る。また、希望者によるプレゼンテーション・模擬授業をおこなってもらうこともありうる。
 
事前準備学修・事後展開学修  
A)[15回の授業で2単位の科目] 授業1回あたり合計4時間の事前準備・事後展開学修が目安となります。
B)[15回の授業で1単位の科目]  授業1回あたり合計1時間の事前準備・事後展開学修が目安となります。
C)[8回の授業で1単位の科目(新設のAL科目など)]  授業1回あたり合計4時間の事前準備・事後展開学修が目安となります。

集中講義形式の場合毎回の予習復習は困難ですから、上記の時間を目安に十分な時間をとって事前に教科書(特に第2・4・5・20章)を予習し、事後にレポート準備のために十分な時間をとって復習を行うこと。
 
授業展開(スケジュール)  
第 1回 ガイダンス――道徳教育の可能性と限界について説明した上で、授業の進め方について説明
第 2回 道徳教育の基本的概念――「道徳」と「道徳教育」
第 3回 道徳教育の目標・意義・教育課程上の位置づけ
第 4回 道徳教育の歴史的経緯①――日本の徳育の伝統
第 5回 道徳教育の歴史的経緯②――明治期から昭和前半期の道徳教育
第 6回 道徳教育の歴史的経緯③――昭和後半期以降の道徳教育
第 7回 道徳教育の理論と指導計画作成上の注意点①――心理的現象としての道徳、道徳教育の実践と学習評価のあり方
第 8回 道徳教育の理論と指導計画作成上の注意点②――道徳性の発達、ピアジェからコールバーグへ
第 9回 道徳教育の理論と指導計画作成上の注意点③――社会的現象としての道徳、デュルケムの道徳教育論
第10回 現代科学の発展と道徳教育の将来――たとえばモラル・ブレインという考え方について
第11回 道徳教育の現状と課題――これまでの授業内容を踏まえて道徳教育の現状と課題を分析・考察し、中間的総括をおこなう
第12回 指導計画の作成と内容の取扱い①――道徳科における指導方法、学習指導案の作成および教材研究について
第13回 指導計画の作成と内容の取扱い②――教育活動全体を通じた指導、各教科・総合的学習の時間・特別活動における道徳教育
第14回 指導計画の作成と内容の取扱い③――模擬授業の実施、評価、振り返り
第15回 まとめ――道徳教育の過去・現在・未来
 
授業の詳細(履修登録学生のみ閲覧可)  
WebClassへ
 
成績評価の方法と観点  
小レポート(30%)と最終レポート(70%)で評価する。

小レポートおよび期末レポートの評価基準:
・授業内容を踏まえているか。
・自身の見解を、根拠をもって論理的に筋道立てて論述できているか。
・誤字、脱字などがないか。
 
成績評価基準  
埼玉大学単位修得の認定に関する規則に基づき、履修者が授業の到達目標をどれだけ達成したかに応じて以下の通り評価する。
「到達目標を超え、特に秀でている」=GP:4
「到達目標を超えている」=GP:3
「到達目標に十分達している」=GP:2
「到達目標に最低限達している」=GP:1
「到達目標に達していない」=GP:0。
なおGPが1.5、2.5、3.5と評価されることもある。
 
テキスト  
教科書1 ISBN 9784779514487
書名 ワークで学ぶ道徳教育(増補改訂版)
著者名 井藤元編 出版社 ナカニシヤ出版 出版年 2020
備考
 
参考図書  
備考 岸本智典編著『道徳教育の地図を描く』教育評論社、2022年(近刊予定)。
眞壁宏幹編著『西洋教育思想史[第2版]』慶應義塾大学出版会、2020年。
井藤元編著『ワークで学ぶ教職概論』ナカニシヤ出版、2017年。

ほか、講義内でたくさん紹介いたします。
 
学生へのメッセージ  
いまの時代に大学で学ぶことの意味は何か、教育や人間形成とは何かという問いをいつも意識しながら、道徳教育についても考えてみて下さい。授業に真剣に取り組みたいと考えている学生の方を心から歓迎します。

※平成30年度より、指定クラス以外の学生は、他のクラスとの人数調整が必要であると担当教員が判断した場合、受講者数100人を目処に抽選を行うことがあります。抽選に漏れた場合は、受講者数が少ない他のクラスに移ってもらうことになります。抽選に漏れる可能性を考慮し、計画的に履修登録を行ってください。
 
人数制限 ※詳細は「その他・備考」欄を参照してください。  
あり
 
連絡先(電話番号)  
授業内で対応
 
連絡先(メールアドレス)  
授業内で対応 Email:fb040580●gmail.com (●を@に変えてください)
 
オフィスアワー  
授業終了後、随時対応します。お気軽にどうぞ。
 
連絡先(ホームページ、その他)  
http://researchmap.jp/t.kishimoto
 
関連ホームページ  
twitter: @t_kishimo
 
その他・備考  
平成30年度より、指定クラス以外の学生は、他のクラスとの人数調整が必要であると担当教員が判断した場合、受講者数100人を目処に抽選を行うことがあります。抽選に漏れた場合は、受講者数が少ない他のクラスに移ってもらうことになります。抽選に漏れる可能性を考慮し、計画的に履修登録を行ってください。
 
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