タイトル
     2021 年度 前期  教養学部 日英区分 :日本語 
  
社会科学のリサーチ・メソッド
Research Methods in the Social Sciences
  
ナンバリング 科目分野
IREL2012   教養学部専門
担当教員(ローマ字表記)
  近藤 久洋 [Kondoh, hisahiro]
対象学生 対象年次 単位数
    2
必修・指定選択・選択の別 曜日時限 教室
  水1〜2 遠隔授業
科目群 講義番号
  F12001
クラス指定  
なし
 
他との関連(関連項目)  
国際関係論入門、比較政治学入門、政治学入門、国際政治学入門、経済学入門、国際経済論、国際開発学入門、国際開発政策論、国際政治学、国際政治学概論、国際政治経済学、世界政治の分析手法、等
 
履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識)  
• 国際関係論入門、比較政治学入門、政治学入門、国際政治学入門、経済学入門等の社会科学系の入門科目を1~2つ履修済み、もしくは同時履修していることが望ましいです。
• 本科目では、ワークショップでリサーチ・デザインをして頂きます。そのため、受動的な姿勢では本科目から得るものがないと理解して下さい。自ら研究成果を出力(output)するという能動性・根気・努力が必須となります。

 
テーマ・副題  
• 本科目は、よりよい研究というものはどのようなものであり、どうすればできるのかを実際の課題・作業を通じて行うものです。講義だけでなく、ワークショップによる演習も当然含まれます。
 
授業科目の到達目標  
• 本科目を履修することで、受講生が社会科学系(特に政治学)におけるリサーチ・メソッドとして:
1. 比較研究・事例研究の各手法を理解し、実践できるようになり;
2. 量的調査・質的調査の各手法の概要を把握し;
3. 論文の書き方について、リサーチ・クエスチョンの設定から論文構成まで理解できるようになり;
4. リサーチ・プロポーザルを作成できるようになる

• 以上4点を具体的目標にしています。

 
学科・専修等の学習・教育目標との関連  
グローバルガバナンスという分野において、実際の国際問題にアプローチするには、国際「問題」を的確に分析し、効果的に「解決」するための出力(output)ができるようになることが必須となります。「問題」と「解決」の枠組みを自身の中に形成するには、ペーパー執筆のための意識的なトレーニングが必要になります。本科目の履修がそのトレーニングとなると期待しています。
 
授業キーワード  
リサーチ・デザイン、リサーチ・クエスチョン、変数、比較研究、論文の書き方
 
授業の内容  
• 優れた研究は、単なる思いつきだけでできるものではありません。また、天才的な能力だけで決まるものでもないように思えます。むしろ、優れた研究を創り出すには、「先行研究」を追跡・収集・検討し、何が「問題」であるかを把握し、その上で、把握した問題をどのような「分析枠組み」・「変数」を用いて分析し「回答」を出して行くのかについて研究上の「手続き」・「型」を習得しておくことが必要になります。こうした研究上の「手続き」・「型」は、リサーチ・メソッドとしてトレーニングを積むことで、皆さん自身の中に定着させることが可能です。但し、トレーニングですので、受け身の講義だけで定着することはできず、皆さん自身が意識的に「やってみる」ことが不可欠です。
• 社会科学のリサーチ・メソッドでは、リサーチ・デザインの概要を把握した後に、比較研究・事例研究、量的・質的調査、論文執筆方法を理解して頂きます。リサーチ・メソッドの知識(input)を獲得した後に、ワークショップにて皆さんの研究プロジェクトの計画作成(output)するトレーニングをします。
 
授業の方法・事前準備学修・事後展開学修  
• 講義・ワークショップといったteaching formatを組み合わせることにより、受講生が社会科学のリサーチ・メソッドと知識として獲得するだけでなく、実践する能力として定着することを目標にしています。
• 事前に文献を検討し、事後に授業での発見をノートにまとめ、最終的には自己の研究のリサーチ・デザインに反映してください。
• 感染症対策を受け、教室利用に制限があるため、オンラインで授業を行う予定です。
 
授業展開(スケジュール)  
・第1回 イントロダクション
・第2回 社会科学のリサーチ・メソッド概論
・第3回 リサーチ・デザインの作り方:比較研究。この回までに、苅谷(2002年)、川﨑(2010年:1-3章、6章)を読了しておくこと。
・第4回 リサーチ・デザインの作り方:事例研究
・第5回 社会調査の技法:量的調査と質的調査
・第6回 社会調査の技法:質的調査
・第7回 リサーチ・プロポーザル作成
・第8回 ワークショップI:リサーチ・プロポーザルの中間報告
・第9回 ワークショップII:リサーチ・プロポーザルの中間報告
・第10回 論文の書き方I(論文の設計)
・第11回 論文の書き方II(論文作成術)
・第12回 ワークショップIII:研究論文を解体する
・第13回 ワークショップIV:リサーチ・プロポーザルの最終報告
・第14回 ワークショップV:リサーチ・プロポーザルを最終報告
・第15回 まとめ、アンケート
※変更の可能性があります。
 
授業の詳細(履修登録学生のみ閲覧可)  
WebClassへ
 
成績評価方法  
• 第14回授業時提出のResearch Proposalに対して評価します。ワークショップでの貢献も評価します。
 
成績評価基準  
• Research Proposal(80%)、ワークショップ(20%)
 
テキスト  
教科書1 ISBN
書名 『社会科学系のための「優秀論文」作成術―プロの学術論文から卒論まで―』
著者名 川﨑剛 出版社 出版年
備考
 
参考図書  
 
学生へのメッセージ  
• 優れた論文には、内容もさることながら、「型」に沿って論理的な議論を展開する能力の裏付けがあります。この能力は意識的なトレーニングである程度高めることができます。本科目は皆さんの出力(output)を強く求めるトレーニングの場であると考えて下さい。
 
人数制限 ※詳細は「その他・備考」欄を参照してください。  
• 12人(初回の授業時に関心分野・GPA等を基準に人数制限を行う)。履修希望者は必ず初回の授業に出席してください(海外留学中は初回の授業前にメールで履修希望について、連絡して下さい)。初回の授業時の抽選が終わった後に連絡を頂いても、対応できませんので、ご注意ください。
• 初回授業時までに履修登録をしていないと抽選の対象とはしません。
• 履修者数によっては、個人の研究ではなくグループ単位での研究とすることがあります。
 
連絡先(電話番号)  
 
連絡先(メールアドレス)  
hkondo@mail.saitama-u.ac.jp
 
オフィスアワー  
• 月曜日昼休み。不在時もあるため、事前にメールでのアポイントメントを確保するようお願いします。
 
連絡先(ホームページ、その他)  
 
関連ホームページ  
 
その他・備考  
• 初回の授業までに詳細なシラバス等の各資料をWebClassにupしますので、事前に印刷して、初回の授業時に持参してください。
 
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